| 密接!魑魅魍魎の世界 |
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密接!魑魅魍魎の世界
宗教法人が様々な免税特権を認められているのは、人々の宗教的な善意に基いて集められた資金については、国家が徴税の対象としてはならないという政教分離の原則があるからですが、やり方を変えれば営利事業をやりながら免税特権を逆手にとってほとんど税金を払わずにすむ方法がみつかります。 ただし、これは脱法行為であると同時に、脱税の手段になった時点から、違法なものですが、これをどのように摘発しその犯罪を証明するかは簡単ではありません。
ある程度の政治力を持った宗教法人では、有力な政治家やマスコミが味方につくこともあり、政治的圧力から事実の究明ができなくなるということも、容易に行えるということです。
宗教法人もいろいろな収益事業を展開してますが、当然営利事業から発生した利益は課税対象になります。 税金を極力低く抑えるために彼らが行うことは、表向き全く宗教法人とは無関係な営利法人の立上げに参画し、それらの会社のどれかにMLMを主催させ販売組織を拡大して短気に売上を伸ばし、課税対象になる利益分の中からくだんの宗教法人に寄付を行い、営利企業も決算上赤字にして納税を免れるというものです。
宗教法人への寄付金は寄付した段階でその領収書を持って減免措置を講ずれば税額控除されますし、宗教法人がいくら寄付金を受け取ってももともと課税されません。
両者がなぜ密接不可分な関係になっていくか多少ご理解いただけたでしょうか。
こういう新興宗教の独善的な精神的合理性は言い方を変えれば、MLMの会場で散々聞くことになる一般的な人間の弱さをこれらの独善的な論理を基礎にどのように強くしていくか、はたまた、他のビジネスや部外者から批判されても、それを迎え撃って自分たちの正当性をアピールできる論理を植え付ける知識や経験の重要性を説くところに帰結します。
MLMをやって見事に失敗し、憔悴しきった人を救うと称して、今度は宗教団体に誘い、その人に生きる希望を与え精神的安らぎを生み出せる心の安定を提供するどころか、今度はその宗教勢力の拡大に駆り出していくなどという冗談みたいなことも起きているのです。 一度捕まったら最後の最後まで離してくれないというのが、こうした彼らの手段なのだと申せましょう。
その背後には一体何が?
「ビジネス」の分野だけでは語れない魑魅魍魎の世界が存在する、とでも言えましょうか?
日本でMLMは合法とされてます。
決して非合法とはされません。これからでもそうです。如何にその手法や手口で社会問題になり、苦情や相談が他の業種、業態に比較して格段に多いにも拘わらず、非合法にはされません。
法律を作っているのは誰でしょうね? その法律の改廃に力を持っているのは誰でしょうね?
当然、規正法に網をかけてみすみすビジネスチャンスを潰してしまう前に、自己の利益と既得権の維持のためにその影響力を行使し、表向きは国民のためと称して、実際には巧妙に利益の確保が担保される仕組みを作り上げられる組織や団体、あるいは個人。
そういうところに目を向けていくと、その「誰」が分かってくる場合もありますよ、というお話をしたかったのです。
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