| 誰でも簡単? |
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誰でも簡単に始められる
そのあと、あなたを待ち受けているのはたいてい大きな金額の出費です。 ただ入会させるだけでは、会社の収益になりません。あなたはまず、その会社で扱っているものを購入し、使用し、それをサンプルとして、他の人に拡販することを求められるわけです。 考えてもみてください。 あなた自身が金銭的余裕がある人なら、そもそも新たに収入の拡大を考える必要はなかったはずです。 会社、代理店、ディストリビューターと言われる人たちは自分たちの収入にかかっていますから、あなたの低い金額の商品の購入に納得しません。セット販売であなたに契約させようとします。この方が結局お得だから、このほうがポイントが高いから、この方があなたにも収入が発生するから・・・etc。 如何にも親切な顔をしてあなたのために教えてあげるという言い方ですが、その合計金額は数十万円単位であることは普通です。 お金がないというと、だいじょうぶ、クレジット契約があるから、といってあなたの目の前にスっとクレジット契約書が置かれます。月々数千円の負担ですんじゃうし、あなたの人脈を広げていけば、あなた自身に収入が入って来るんだから、全然負担になんかならないわよ、と。 普通に考えれば、お金に苦しいから他の収入の道を探そうとしているところに、新たな経済的負担などできるはずもなく、さっさと断って帰ってくればそれまでの話です。しかし、あなたに経済的余裕がないことが、この場合の彼らには都合がいいのです。だからこそ、このビジネスでお金を稼ぎましょうよと言えるのです。稼げれば、この程度の負担など何でもなくなるというのが彼らの理屈です。 そう聞かされれば、何となくそうであるかのように思えてくる心理状態に追い込んでいく。 契約し活動を始めたあなたは、負担したお金を一刻も早く回収したいと考えます。これこそが、ネットワークビジネスを主催する会社にとっても、あなたの上位代理店、DSにとっても望ましいことなのです。 あなたも、あなたがされたようにあなたの連れてきた人に、少しでも多く自分に対する収益を発生させようと必死に勧誘します。あなたのためと言いながら、それは、まさしく自分のための活動になっているのです。ところが、彼らはそれを堂々と言いません。やることが人助けになる、世の中のためなどと言っています。 新興宗教が信者獲得に狂奔する姿と全く同じです。 事業収益を得ようとする以上最初に自己投資することは当たり前で、その負担さえ惜しむような人に事業などできはしないと言った人があります。 字義通りに言えばその通りで、問題はその中身と本人の思う「事業」が何であるか、肝心の本人がその責任と義務を弁えた上で自己完結できる事業を目指しているかという意味での自己投資なら理解できます。
人をただ己の利益獲得のために利用するための単なる方便にし、「自己投資」「自己責任」という言葉を都合よく使うのはMLMの常套手段です。
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