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ネットワークビジネスのトップの言動 ネットワークビジネスのトップに君臨する人たちの多くは、いくつかのネットワークを経験している業界のプロと言われる人物である。
アムウエイ、ニュースキン、ハーバーライフなどの健康食品、化粧品関係を扱うMLMを経験し、数千人から1万人を超える組織を作った少数の人たちは、集めた資金で次々と新たなMLMの立ち上げに参画したり、いわゆるネットワークのプロを育てるためのトレーニングスクールを立ち上げたりして、多くの参加者を集め、新たな資金源を獲得している。 ひとつのMLMで成功し、いわゆる権利収入や印税的収入を得て一生困らない収入を手に入れたと言われる彼らが、次々とMLM業界を渡り歩くことには理由がある。 多くのMLMの説明回やセミナーで必ず触れられることのひとつに、このビジネスで成功すれば、自分が労せずとも収益が上がる権利収入、印税的収入が得られるという宣伝文句がある。 その説明内容は、扱う商材の中身によって多少違いはあるものの、ベストセラー作家や人気アニメ作家が得る著作権収入や特許や実用新案権を第三者に使用させる工業所有権収入などになぞらえ、これらは特別な才能を持った人たちだからできたことで、そのような才能やチャンスがない普通の人たちには無縁なものであるが、我々のビジネスでは普通の人でも自分達の市場を構築できれば、その市場から生み出される収益で恒久的収入を確保することができるのです!と言って、新規会員の獲得に躍起になっている。 ここでいう市場とは、ある個人から派生していくピラミッド構造で、このピラミッドはどんどん成長していかなければ、収入の原資は確保できない。 MLMは商品、商材を参加メンバーの中で流通させていくもので、消費者であると同時に売り手であり、関連する情報を相互に発信していく新しい流通のスタイルであると言われている。したがって、商品がなくお金だけが動くネズミ講とは全く異なるのだというのがその趣旨である。 しかし、新規に会員を集め、市場ピラミッドを拡大させていかなければ収入の原資を拡大させることができなくなる構造はネズミ講と変わらない。 彼らの説明では、商品、商材の愛用者、利用者であってくれればそれでもよいので、ある人から市場が拡大していかなくても、その人は商品を使って喜んでいるわけだから、何も損をしているわけではない。だから、被害者など存在しないという理屈に繋がる。 |